最新クソゲー「亮君の超挑戦状」レビュー

2015/12/18   #ゲーム  #音楽 

この記事はクソゲー Advent Calendar 2015 - Adventarの17日目です。 前の記事はJRPGのクソゲー #クソゲー Advent Calendar 2015 - やしらいふ でした。

18日ですけど17日目です。

さて。レトロゲーネタが多いこのクソゲーAdvent Calendarですが、今日私がご紹介するのはなんと2015/11/18に発売されたばかりのゲームです。 なんと私がこのカレンダーに登録した後に出ました。超新作。

というわけで今日は、「亮君の超挑戦状」の紹介をします。

亮君の超挑戦状って?

「亮君の超挑戦状」とは、ロックバンド、マキシマムザホルモンの最新ライブDVD「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」収録のコンテンツです。

というわけで、この記事は上記DVDのネタバレを含みます。ご了承ください。

クソゲーの話の筈なのにライブDVD?

そう。これはライブDVDとして世に出ているものなのです。

このライブDVD「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」は、DVD3枚 + Blu-ray1枚 + CD1枚で構成されています。 そのうち1枚のDVDがスタートアップDISCと呼ばれるもので、「これを必ず最初に見るように」との注意書きがあるのです。

なぜなら。

この商品はをスタートアップDISCに収録されているゲームをクリアしないと、ライブ映像をはじめとする、各種映像コンテンツを一切みることができません。

各映像コンテンツを再生するためには、なんとパスワード入力が必要なのです。 そしてそのパスワードは、スタートアップDISCのゲームを攻略しなければ入手できません。 おまけ映像だけとかじゃないです。 メインのBlu-rayディスクのライブ映像もパスワード認証付き。

ちなみにこれらは発売前に説明一切なしで、しかもご丁寧にもパスワードは購入者毎に違うとのこと。

そしてそのゲームの名前が「亮君の超挑戦状」というタイトルなのです。 名前からして嫌な予感しかしないですね!

ゲーム概要

ジャンルはアドベンチャーゲームです。 目的は亮君(ホルモンGt&Vo)の脳内世界に迷い込んでしまったホルモンメンバー達を脱出させること。 部屋の怪しい場所や会話の選択肢をカーソルで選択することによりストーリーが進みます。

操作はDVDのリモコンで行います。 私はPS3で再生したので、普通にゲームパッドで遊びました。

特徴

理不尽なゲームオーバー

ノーヒントな選択肢も多く、簡単にゲームオーバーになります。死にゲーです。 条件を満たさないうちに隣(下)の部屋に行くとゲームオーバー!とか、そんな感じ。 ゲームオーバーになりつつしらみつぶしに色んな選択肢を選び、正解ルートを探していく必要があります。 ミシシッピー殺人事件を彷彿とさせますね!

そしてゲームーオーバー理由は逐一バカです。 ほそーい隙間に上ちゃん(ホルモンB)通そうとしたら抜けなくなってゲームオーバーとか。 美味しんぼも真っ青です。

とはいえゲームオーバーになった場合は、最初からというわけではなく直前からやり直せます。 ミシシッピーよりは遥かに親切です。

セーブ不可

セーブ機能はありません。だって映像DVDですから!

このゲームは全4章から成り立っており、各章をクリアすると、次の章の冒頭から開始できるパスワードを入手することができます。 (前述の各映像コンテンツの認証パスワードとは別物) というわけで一応章クリア毎にセーブできるということにはなります。

イベントスキップ(基本的に)不可

このDVDなんと、早送りや巻き戻し一時停止などの操作が一切できません。 できるのは停止と再生、DVD冒頭に戻ることのみ。

ゲームオーバーになってやり直しの際に1度見たやり取りをスキップしたくても、不可能です。

あと冒頭になっがいオープニングがあって、これは一応スキップできます。 ただスキップするには、1章に隠されているコマンドをを入手する必要があります。 スキップコマンドを入手するまでは、もし1度DVDを止めてしまうと、またこれを見なければならない羽目になります。(1回やらかした。)

無駄にクォリティが高いグラフィック

全編3DCG(一部実写)で作られています。 制作費が足りなくなって、メンバー自ら1,000万円投資したなんてエピソードがあります。 どういうことなの。

結構長い

私はクリアまでに4時間ぐらいかかりました。 ネット上を見ると、もっとかかった人もいるようです。

ゲームとして長いわけじゃないけど、これクリアしないとライブ映像見れない・・・!

総評

とまぁ色々言いましたが、実はゲームとしては真っ当な作りです。

先述の通り死亡フラグがあちこちにあるとはいえ直前からやり直せますし、しらみつぶしが辛そうな箇所はちゃんと探せばヒントがあります。 どんだけゲーム内を探しても何していいかわからず攻略情報を見たら、日の光が射している場所に立った状態で1時間操作せず放置しないといけなかったとか、そういう理不尽さはありません。

というわけで、実はクソゲーじゃないです。バカゲーなだけです。

エンディングが素晴らしい

エンディングではホルモンの曲に乗せて、スタッフロールと共にメイキング映像が流れてきます。 そこには真剣にバカゲーの内容についてミーティングする大人たち、そしてキャッキャしながらゲームのための素材を撮るメンバー達・・・。

予想以上に多くのスタッフが関わっていて驚くと共に、メンバー楽しそうにしてるけどこれ絶対制作会社の人たち大変だったんだろうな色々無茶ぶりされてそうとか思ったりもしましたが、まぁその辺は触れないほうがいい気もします。

無事パスワードも全て集め終わった後のエンディング。達成感もひとしおです。 めんどくさいゲームシステムも相まって、まさしく昔のファミコンソフトのアドベンチャーをクリアしたときの、あの懐かしい感覚がありました。

そしてようやく観ることができたライブ映像はもちろん素晴らしいものでした。 これもゲームクリアのご褒美と考えると、このライブ映像だってエンディングなわけです。 しかもパスワードさえなくさなければ、いつでも楽しめる!

そう考えるとこのゲームは、クソゲーなんてとんでもない。むしろ神ゲーです。

・・・あれっ?

神ゲーだって書いたところで我に返ったけど、そういえばこれライブDVDだった。

ゲームクリアしないとライブ映像見れないとか、普通に考えてDVDの仕様として問題あるよね!!

とはいえ、ライブ映像以外のところでこんなに楽しめたのは予想外だったので、私としてはお買い得な一品でした。

完全にファン用アイテムではありますが、クソゲーに飢えている方は遊んでみるのもいいかもね?(適当)

というわけで、クソDVDゲームの話でした。

次の記事は・・・はい、もうありますね何か甘酸っぱいやつが!

高校時代とS君と恋なんていわばエゴとエゴのシーソーゲームな話 |

P.S. ゲームと関係ない部分なので記事中では割愛しましたが、ライブ映像用パスワードを入手するには前のCDを所持している必要もあって、これがまた特に事前説明はなかったっていうのが凄いっていうか、レコード会社よくそれ許したなっていう・・・。色んな意味で伝説になりそうなDVD。

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